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ホームページ制作担当者必見!ヒアリングシートのススメ

【ホームページ制作】新人WEBディレクター必見!ヒアリングシートのススメ

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2024.10

更新:2024.10.18

この記事は5分で読めます

ヒアリングシート制作のひと手間が、トラブルを未然に防ぐ!

ホームページ制作において、クライアントとの意思疎通がスムーズに行えず、プロジェクトが遅延したり、最終的にクライアントの期待と異なるものが出来上がってしまうといった経験はありませんか?このようなトラブルを未然に防ぎ、より良いホームページを制作するためには、綿密なヒアリングが不可欠です。
本記事では、ヒアリングシートの重要性と、効果的な作成方法について解説します。

ヒアリングシートが必要な理由

ホームページ制作において、ヒアリングシートは欠かせないツールです。
なぜヒアリングシートが必要なのでしょうか?その理由をいくつかご紹介します。

1.クライアントのニーズを正確に把握するため

クライアントが抱く「良いホームページ」のイメージは人それぞれです。ヒアリングシートを使えば、漠然としたイメージを具体的な言葉や数字に置き換え、認識のズレを防ぐことができます。クライアントが重視する点や譲れない点も明確にできます。

2.誤解を防ぎ、スムーズな制作進行につなげるため

ヒアリングシートで得た情報を元に、クライアントと制作会社で共通認識を形成します。これにより、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな制作進行が可能になります。要件を明確にすることで、設計段階での変更を最小限に抑え、納期遅延を防ぐことができます。

3.クライアントとの信頼関係を築くため

ヒアリングシートを用意することで、クライアントに対して「貴社をよく理解しようとしています」という誠意を示すことができます。クライアントの要望を正確に把握し、それを形にすることで、クライアントの満足度を高めることができます。

4.制作会社側の効率化のため

ヒアリングシートで得た情報を整理することで、制作に必要な情報を一元化し、効率的に作業を進めることができます。ヒアリングシートを元に、より的確な提案を行うことができます。

ヒアリングシート作成のポイント

ヒアリングシート

1. 目的を明確にする

今回のヒアリングで得たい情報を具体的に書き出しましょう。ヒアリング結果を元に、どのような提案や資料を作成するのかを明確にしておくと、質問項目を絞りやすくなります。

2. クライアントに合わせた質問設計

クライアントの業界や事業内容に合わせた専門用語や業界特有の質問を取り入れることで、より深いヒアリングが可能になります。「どのようなホームページにしたいですか?」といった抽象的な質問ではなく、「ターゲット層は誰ですか?」「競合は誰ですか?」など具体的な質問を心がけましょう。
「どのようなWEBデザインが好きですか?」(自由回答の質問)と「コーポレートサイトですか?それともECサイトですか?」(選択肢を与える質問)を組み合わせて、より多くの情報を得ることができます。

3. 質問の順番を考える

初めに簡単な質問を設けることで、緊張をほぐし、スムーズな会話へと繋げます。重要な質問は中盤に配置しましょう。
ヒアリングの最後に再度確認したいことをまとめた質問を設けると、漏れを防ぐことができます。

4. 回答しやすい形式にする

複数の選択肢から選ぶ形式にすることで、クライアントは回答しやすくなります。重要度や満足度などを数値で評価してもらうことで、客観的なデータを得ることができます。自由に意見を述べてもらえるスペースを設けることで、新たな発見があるかもしれません。

5. デザインを工夫する

質問項目を整理し、見やすいレイアウトにすることで、クライアントの負担を軽減します。
図や表を用いることで、より分かりやすく情報を伝えることができます。

6. 事前準備

事前にクライアントのホームページやSNSなどを確認し、ヒアリングに役立つ情報を収集しておきましょう。
ヒアリングの流れを事前に想定することで、スムーズな進行に繋がります。

POINT:

相手の話を最後まで聞き、理解するように心がけましょう。相づちを打ちながら聞くことで、相手は話しやすくなります。疑問に思ったことは、その場で質問するようにしましょう。

ヒアリングシートSAMPLE

コーポレートサイト用テンプレート

項目質問
会社情報会社名:
事業内容主な事業内容:
ターゲット顧客主なターゲット顧客:
競合他社主な競合他社:
現在のホームページ現在のホームページのURL:
ホームページに求めることホームページに何を求めていますか?
デザインどんなデザインが好きですか?
機能どんな機能が欲しいですか?
その他何か他に伝えたいことはありますか?

※上記はあくまで一例です。クライアントの業種や、制作するホームページの種類によって、質問内容は異なります。ヒアリングシートを作成する際は、クライアントの状況に合わせて、自由にカスタマイズしてください。

まとめ

まずはヒアリングシートを用意しましょう。

ヒアリングシートは、クライアントと制作会社の双方にとってメリットのあるツールです。これを作成し、活用することで、より良いホームページを制作することができます。
質問を作成する際は、クライアントの立場に立って、分かりやすく、回答しやすい内容にするよう心がけましょう。ヒアリングシートの作成に困ったことがあれば、ぜひご相談ください。

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