ランディングページ(LP)とは
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2024.12
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「ランディングページってホームページとは違うけど、何が違うの?」
こんな疑問をお持ちの方は少なくないはず。
今回はホームページ制作やWebマーケティング関連を関わっていると良く聞くワード『ランディングページ』とは何かについて初心者でもわかりやすく解説していきます。
目次
ランディングページ(LP)とはなにか?
ランディングページ(LP)とは、広告や検索エンジンなどからユーザーが最初にアクセスするWebページのことです。
特に、特定の商品やサービスへの申し込み、購入といった「コンバージョン」と呼ばれる行動を促すために作られた、1ページのサイトを指すことが多いです。
ホームページとランディングページの違い
ホームページとランディングページは、どちらもWebサイトの一種ですが、その目的や構成が大きく異なります。
ホームページ
目的
企業やブランド全体の情報を提供し、ユーザーに幅広い情報を提供すること。
構成
複数のページで構成され、トップページ、製品紹介ページ、会社概要ページなど、様々な情報にアクセスできるようになっています。
特徴
情報量が多い・メニューバーやフッターなど、サイト内を移動するためのナビゲーションが充実している・長期的なブランディングやSEO対策に重点を置いている
ランディングページ(LP)
目的
特定の商品やサービスの情報を集中的に提供し、ユーザーに具体的な行動(購入、資料請求など)を促すこと。
構成
1ページで構成され、目的の行動に繋がる情報のみが掲載されています。
特徴
情報量が絞られている・目立つCTA(Call to Action)ボタンが設置され、ユーザーの行動を促す・短期的なキャンペーンやプロモーションに効果的・SEOよりも、広告やSNSからの誘導に重点を置いている
【違いを見やすく表にしてみました!】
項目 | ホームページ | ランディングページ |
目的 | 企業やブランド全体の情報を提供する | 特定の製品・サービスの情報を提供し、コンバージョンを促す |
構成 | 複数のページで構成される | 単一のページで構成される |
デザイン | 企業全体のデザインに合わせた統一感のあるデザイン | コンバージョンに特化した、簡潔で分かりやすいデザイン |
情報量 | 多くの情報を提供する | 必要最低限の情報に絞って提供する |
ランディングページの特徴を深掘り
ランディングページの特徴は、その目的の特異性とシンプルな構造にあります。これにより、訪問者を迷わせることなく、特定の行動へと導くことが可能です。
1. 目的が明確
コンバージョン目標の明確化
商品購入、資料請求、無料体験申し込みなど、達成したい目標を一つに絞り込みます。
訴求力の集中
複数の目的を同時に追うのではなく、一つの目標に集中することで、より強い訴求力が生まれます。
無駄な要素の排除
目標達成に不要な情報は排除し、シンプルで分かりやすい構成にします。
シングルページ
情報の一元化
必要な情報が一つのページに集約されているため、ユーザーは目的の情報を容易に探し出すことができます。
導線の簡略化
複数のページを遷移する必要がないため、ユーザーの離脱率を減らすことができます。
ストレスフリーな体験
情報を探し回る手間が省かれることで、ユーザーはストレスを感じることなく、目的の行動に移ることができます。
3. 訴求力が高い
ビジュアルの活用
高品質な画像や動画を用いて、商品やサービスの魅力を視覚的に訴求します。
キャッチコピーの重要性
短く、印象的な言葉で、ユーザーの心に響くメッセージを伝えます。
メリットの強調
商品やサービスを利用することで得られるメリットを具体的に示します。
4. コンバージョンに特化
CTA(Call to Action)の設置
「今すぐ購入」「無料体験」など、具体的な行動を促すボタンを目立つ場所に配置します。
導線の最適化
目標達成までのステップを最小限にし、スムーズな遷移を実現します。
緊急性や限定性を強調
購入期限や数量限定など、ユーザーの購買意欲を刺激する要素を取り入れます。
BtoB・BtoCについて
LPでは、企業を狙う(BtoB)と個人ユーザーを狙う(BtoC)で内容が異なります。
ここでは、BtoBとBtoCについて解説します。
BtoB(Business to Business)のランディングページ
BtoBのLPは、企業の担当者をターゲットにしており、以下のような特徴があります:
ターゲットの明確化: 企業や担当者のニーズに応じた情報を提供します。
専門性の強調: 専門的な知識や技術をアピールします。
信頼性の確保: 顧客の声や導入事例を掲載して信頼性を高めます。
具体的な提案: 製品やサービスの詳細な説明と導入後の効果を示します。
BtoC(Business to Consumer)のランディングページ
個人ユーザーをターゲットにしています。
BtoCのLPは、以下のような特徴があります
感情に訴える: 個人ユーザーの感情に訴えるコンテンツを提供します。
視覚的な魅力: 魅力的なビジュアルやデザインを重視します。
簡潔なメッセージ: 短くてわかりやすいメッセージを伝えます。
即時の行動喚起: 購入や登録など、即時の行動を促す要素を含みます。
BtoBとBtoCのLPを効果的に活用することで、それぞれのターゲットに合わせたアプローチが可能となり、ビジネスの成長を促進することができます。
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こちらの記事もおススメです。
BtoBのLP(ランディングページ)14の構成要素と作成時のポイント! | 株式会社クーシー
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効果的なランディングページの作り方
効果的なランディングページの作り方を、ポイントを出しながら解説します。
項目 | 内容 | ポイント |
見出し | 訪問者の目を引く最初の部分 | 「今すぐ無料体験!」や「限定オファー!」など、具体的で行動を促す言葉を使うと効果的です。 |
ビジュアル | 商品やサービスのイメージを伝える | 製品の使用シーンを撮影した写真や、サービスの効果を示すビフォーアフターの動画などが有効です。 |
キャッチコピー | 商品やサービスのメリットを簡潔に表現 | 「この商品であなたの生活が変わる!」や「今すぐ始めて、結果を実感!」など、具体的なメリットを強調する。 |
CTAボタン | 行動を促すボタン | 「今すぐ購入」や「無料で試す」など、具体的な行動を示す言葉を使い、ボタンの色やサイズを工夫して目立たせます。 |
信頼性 | 企業やサービスの信頼性を高める | 顧客の声やレビュー、受賞歴、メディア掲載情報などを掲載すると、信頼性が向上します。 |
デザイン | シンプルで分かりやすいデザイン | 余白を適切に使い、重要な情報を強調することで、訪問者が迷わずに情報を得られるようにします。 |
ターゲット層 | 対象となるペルソナに合わせた内容 | 具体的な事例やストーリーを取り入れ、訪問者が共感しやすい内容にします。 |
モバイル対応 | スマートフォンでの閲覧に最適化 | レスポンシブデザインを採用し、どのデバイスでも快適に閲覧できるようにします。 |
- POINT:
ホームページ同様、結果が出たらそのまま放置するのではなくユーザーのニーズに合わせて変化させていくのが効果を維持するポイントです!
目的に合わせた制作も可能
アートバイブスでは、ランディングページはもちろんのこと求人採用サイトや多言語ホームページまで
目的に合わせたコンテンツ構築も可能です。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
まとめ
売り上げUPにはランディングページがおススメ
ランディングページをうまく活用すれば、自社の商品の売り上げUPや人材募集など様々な目的を達成できるようになります。
本記事を見返して、魅力あるランディングページを制作しましょう!
お気軽にご相談ください。