Googleアナリティクス超入門!初心者でもわかる基本操作と活用法
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2025.01
更新:
アクセス解析には欠かせないツールが「Googleアナリティクス」
WEB担当が使うであろうツールですが、「機能は知っているけど上手く使いこなせない」「どこを見ていいのかわからない」と感じる方もいらっしゃるかと思います。かくいう私もその中の一人です。
今回のブログではそんな方にとって参考になるような『Googleアナリティクス超入門』として解説していきます!
目次
Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のWebアクセス解析ツールで、ホームページやアプリのユーザー行動を分析し、ビジネスに関するレポートを作成するプラットフォームです。
Googleアナリティクスでわかること
Googleアナリティクスをでは、下記の情報を知ることが出来ます。
ユーザー数 | ホームページを訪れたユーザー数 |
セッション数 | ユーザーがホームページを訪れた回数 |
ページビュー数 | 各ページがどれだけ閲覧されたかの数 |
直帰率 | ユーザーが最初のページだけを見て離脱した割合 |
平均セッション時間 | ユーザーがホームページに滞在した平均時間 |
コンバージョン率 | 目標達成率を確認し、どのページが効果的かを分析 |
なぜGoogleアナリティクスを使うのか?
Googleアナリティクスはアクセス数を見るだけのツールではないんです。
自社のホームページに訪れてくれたユーザーがどのようにサイト内を見ているのかを詳細に分析し、改善点やマーケティング戦略に役立つ情報を教えてくれる心強いツールです。
Googleアナリティクスを使うべき4つの理由
①ホームページの改善点の洗い出し
ホームページ内のどこのコンテンツが見られているのかを把握が出来ます。
またサイト内の構造や内容に問題点が無いかを見つけ出し、見やすいページにし離脱率を下げたりすることも出来るのでどのデバイスから見られているかでターゲットに合わせたサイト作りするかに役立つことが出来ます。
②マーケティング効果測定
GoogleやSNSなどの広告からの流入や、検索エンジンからの流入などがどのように推移しているのかを確認することが出来ます。
それにより、効果的な手段を選択することができ、マーケティングの効果を高めることが出来ます。
③ユーザー層や行動を知ることが出来る
ユーザーの年齢・性別・興味関心など、ユーザーの属性を把握することが可能です。
またどの時間帯にアクセスが多いのか、どのページがアクセスが多いのかなども知ることが出来るのでブログ等の更新時間や高いニーズなどに合わせて戦略を練ることが出来ます。
④競合分析
自社ホームページと競合サイトのアクセスう数を比較することが出来、自社ホームページの改善や差別化が出来ます。
Googleアナリティクスをホームページに設置する方法
それでは実際にGoogleアナリティクスを設置する方法を紹介していきます!
①Googleアナリティクスにサインアップ |
②ホームページのURLや業種などの情報を入力し、プロパティを設定します。 |
③Googleアナリティクスが提供するトラッキングコードを取得します。 |
④ホームページの全ページにトラッキングコードを設置します。WordPressなどのCMSを使用している場合は、専用のプラグインを利用すると便利です。 |
⑤トラッキングコードが正しく設置されているかを確認し、データの収集が開始されるのを待ちます。 |
Googleアナリティクスで必ず設定したい3つの初期設定
ここでは必ず設定しておきたい初期設定を紹介します。
1. 目標の設定
目標を設定することで、ユーザーが特定のアクションを完了したかどうかを追跡できます。
例えば、購入完了ページの訪問やお問い合わせフォームの送信など、具体的な目標を設定します。
これにより、コンバージョン率を測定し、サイトの効果を評価することができます。
設定方法
①Googleアナリティクスの管理画面にアクセスします。
②「ビュー」セクションで「目標」をクリックします。
③「新しい目標」をクリックし、目標のテンプレートを選択します。
④目標の詳細を入力し、保存します。
2. カスタムレポートの作成
カスタムレポートを作成することで、特定のデータを簡単に確認できるようになります。
自分に必要なデータを一目で確認できるように、カスタムレポートを作成します。
設定方法
①Googleアナリティクスの管理画面にアクセスします。
②「カスタム化」セクションで「カスタムレポート」をクリックします。
③「新しいカスタムレポート」をクリックし、レポートの名前を入力します。
④レポートに含めたいディメンションと指標を選択し、保存します。
3. フィルタの設定
フィルタを設定することで、不要なデータを除外し、正確なデータを取得できます。
例えば、自分自身のアクセスやスパムトラフィックなど、不要なデータを除外するためのフィルタを設定します。
設定方法
①Googleアナリティクスの管理画面にアクセスします。
②「ビュー」セクションで「フィルタ」をクリックします。
③「新しいフィルタ」をクリックし、フィルタの名前を入力します。
④フィルタの種類を選択し、除外したいデータの条件を設定します。
⑤保存して適用します。
これらの初期設定を行うことで、Googleアナリティクスを効果的に活用し、サイトのパフォーマンスを向上させることができます!
Googleアナリティクスで最初に見ておきたい3つのレポート
ここではアナリティクス設定後にチェックしておきたいレポートを紹介します。
1. 概要レポート
概要レポートは、ホームページ全体のアクセス状況を一目で把握できるレポートです。
ユーザー数・セッション数・ページビュー数など、基本的なアクセス数を確認することが出来ます。
ホームページ内のどのページがアクセスが高いか、どのページが離脱が高いのかを把握できるので今後のサイト更新時などに役立ちます。
2. オーディエンスレポート
オーディエンスレポートは、ホームページ訪れている人の属性がわかるレポートです。
年齢、性別、興味関心など、ユーザーの属性を把握できるのでユーザーのニーズに合わせたコンテンツ設置が出来るようになります。
3. 行動レポート
行動レポートは、ユーザーがサイト内でどのような行動をしているかを分析するレポートです。
どのページが最も閲覧されているか、ユーザーがどのようにサイト内を移動しているかを確認できます。
このレポートをチェックすることで、ユーザーの行動パターンを理解し、サイトのナビゲーションやコンテンツの改善に役立てることができます。
- POINT:
これらのレポートを定期的にチェックすることで、サイトのパフォーマンスを把握し、改善点を見つけ出すことができます。
初心者でも簡単に理解できるレポートなので、迷わず活用してみましょう!
【FAQ】よくある質問
Q、Googleアナリティクスで個人情報はどう扱われているの?
A、Googleアナリティクスは、個人情報を収集しないように設計されています。ユーザーのプライバシーを保護するために、IPアドレスの匿名化やデータの保持期間の設定が可能です。
Q、複数のホームページを分析したい場合はどうすればいいの?
A、Googleアナリティクスでは、複数のプロパティを設定することで、複数のホームページを個別に分析することができます。各プロパティに対してトラッキングコードを設置し、それぞれのデータを確認できます。
まとめ
サイト更新担当は活用必須です!
Googleアナリティクスを利用することで、根拠のあるホームページの改善に繋がります。
またブログ等を更新している方にとっては、どのページがアクセスが高いや離脱が多い等の答え合わせも出来るので効率化も上がりモチベーションの維持にもつながるかと思います!
私自身も毎週、アナリティクスをチェックしているので気持ちはものすごくわかります!
お気軽にご相談ください。