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【Webディレクター向け】デザイナーとの連携をスムーズに!効果的なフィードバックの仕方

【Webディレクター向け】デザイナーとの連携をスムーズに!効果的なフィードバックの仕方

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2025.04

ディレクター M.O

更新:2025.04.21

この記事は約4分で読めます

一人では仕事は出来ません。

Webディレクターとして、デザイナーとの連携はプロジェクト成功の鍵を握ります。
しかし、デザインに対するフィードバックは、一方的に意見を伝えるのではなく、双方向のコミュニケーションが重要です。
本記事では、デザイナーとの連携をよりスムーズにするための効果的なフィードバックの仕方について、Webディレクターの視点から解説します。

なぜ効果的なフィードバックが必要なのか?

共通認識の形成: デザインに対する共通認識を持つことで、プロジェクトのゴールが明確になり、無駄なやり取りを減らすことができます。
デザインの質向上: 建設的なフィードバックは、デザインの質向上に繋がり、より良いユーザー体験を提供することができます。
チーム全体のモチベーションアップ: 互いを尊重し、協力し合うことで、チーム全体のモチベーションが向上します。

効果的なフィードバックのポイント

ここでは効果的なフィードバックのポイントを4つに分けて具体的に解説します。

1. 具体的に伝える

抽象的な表現を避ける: 「もっと良くして」ではなく、「この部分の色合いが少し暗いので、もう少し明るくすると視覚的にアピールできると思います」のように、具体的に伝えることで、デザイナーは修正すべき点が明確になります。
根拠を示す: 「直感的にしっくりこない」ではなく、「ターゲットユーザーのペルソナを考えると、この部分はもっとシンプルにした方が分かりやすいと思います」のように、根拠を示すことで、デザイナーは納得感を持って修正に取り組むことができます。

2. 質問する

デザイン意図を聞く: なぜそのデザインにしたのか、デザイナーの意図を聞くことで、より深い理解を得ることができます。
他の選択肢を提案する: 「この部分もこういうデザインにすることもできますが、どう思いますか?」のように、他の選択肢を提案することで、デザイナーの創造性を刺激し、より良いデザインに繋がる可能性があります。

3. 相手の立場に立って考える

感情的な言葉遣いを避ける: 批判的な言葉遣いは、デザイナーのモチベーションを下げてしまいます。
相手の意見を尊重する: デザイナーの意見を尊重し、対等な立場でコミュニケーションをとることで、より建設的な議論ができます。

4. ツールを活用する

デザインツール: FigmaやAdobe XDなどのデザインツールを利用して、直接デザインにコメントを書き込むことで、よりスムーズなコミュニケーションが可能になります。
コミュニケーションツール: SlackやMicrosoft Teamsなどのコミュニケーションツールを活用して、非同期なコミュニケーションを取り、いつでもどこでも意見交換ができます。

実際にやっている事

ポイントをいくつかに分けて解説をしてきましたが、ここでは実際に私自身が行っている事を挙げていきます。

1.クライアントのデザインに対する意図を出来る限りヒアリングする

打合せ内容をぼんやりした内容でデザイナーに渡すと、結局何を作ればいいの?という状況になります。
そのまま上がってきた初稿をクライアントに提出し、なんとなく違うから修正。の繰り返しが起きます。
同じことの繰り返しになってしまうので、打合せ時にできるだけ多くの情報を取りましょう。

2.デザインの意図は伝えるが、デザイン表現には口を出さない

クライアントがどういう経緯で依頼をしてきたのか、どんな色が好きなのかや、写真なのかイラストが希望なのか。
上記でのヒアリング後、デザイナーとの打ち合わせ時に内容を伝えます。
その意図を汲み取って上がってきたデザインに対して、「このデザインは違うから修正してほしい」という事はしません。
クライアントがどう見せたいか、という意図からかけ離れていなければほとんどは口出ししません。
なぜならプロが作っているからです。必ず理由があって作ってくれるので!

3.必ず面と向かって話をする

ヒアリングをしてきた内容を一度文章には落とし込みますが、必ずデザイナーとは面向かって内容を伝えます。
文章だけでは伝えれない内容やニュアンスなどが必ずあるためです。
また打合せしていく中で「こういう感じはどうですか?」みたいにデザイナー目線での案も出てきます。
少しの時間でも打ち合わせはするようにしています。

まとめ

コミュニケーションが大事

効果的なフィードバックは、デザイナーとの連携を円滑にし、プロジェクトの成功に不可欠です。
具体的に伝える、質問する、相手の立場に立って考える、ツールを活用するなど、さまざまなポイントを意識することで、より良いデザインを作り出すことができます。

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