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異業種からWEBディレクターになってみて

異業種からWEBディレクターになってみて

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2025.05

ディレクター M.O

更新:2025.05.15

この記事は約8分で読めます

WEBディレクターを目指す方に向けて

今回は「異業種からWEBディレクターになってみて」というテーマで、私自身の体験をもとにお話ししたいと思います。

これからWEBディレクターを目指す方、特に未経験からチャレンジしようとしている方にとって、

「WEBディレクターってどんな仕事?」「どうやったらなれるの?」といった疑問があるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、できるだけわかりやすく、お伝えしていきますね。

WEBディレクターって何をするの?

まずは「WEBディレクター」という仕事についてご紹介します。

WEBディレクターとは、一言でいうと「ホームページ制作の進行役」です。

ホームページを作るとき、デザイナーさんやコーダーさん、カメラマンさんなど、いろいろな専門職の人が関わります。

その人たちをまとめて、スムーズにプロジェクトが進むように調整するのがWEBディレクターの役割です。

 

たとえば、お客様の要望をヒアリングして、ホームページの構成を考えたり、スケジュールを管理したり、完成までの流れを把握して、必要に応じて修正をお願いしたりします。

つまり、ホームページ制作の「司令塔」のような存在なんですね。

また、WEBディレクターは技術的な知識だけではなく、お客様の意図や要望をしっかりとくみ取る力も必要です。時にはお客様が曖昧にしか伝えられない希望を、言葉にして形にする“翻訳者”のような役割も果たします。

私が異業種からWEBディレクターを目指した理由

私がWEBディレクターを目指したのは、前職で「もっと自由な働き方がしたい」と感じたことがきっかけでした。

 

以前は広告代理店やポータルサイトの編集など、主に紙やWEBメディアのコンテンツ企画・制作を担当していました。

記事を書いたり、広告枠の調整をしたり、取材に行くこともありました。

クライアントとの打ち合わせや、進行管理なども担当していたため、「情報を整理して伝える力」や「段取りを考える力」は自然と身についていたように思います。

 

とはいえ、WEB制作やディレクションの仕事とは直接関わっていたわけではなく、パソコンに詳しいわけでも、デザインの知識があるわけでもありませんでした。

それでも、何か新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強く、調べているうちに「WEBディレクター」という職種に出会ったんです。

 

ホームページ制作にはいろいろな役割があって、ディレクターはその全体を見る仕事。

自分の性格的にも「人と話すのが好き」「段取りを考えるのが得意」だったので、「これなら自分にもできるかも」と思いました。

未経験でもWEBディレクターになれる?

結論から言うと、未経験でもWEBディレクターになれます。ただし、やはり努力は必要です。

私の場合、最初は独学でホームページ制作の流れを勉強しました。

といっても、難しいプログラミングではなく、「ホームページってどう作るの?」「どんな人が関わっているの?」という基本的なところからです。

 

最近では、初心者向けの本や動画もたくさんあるので、まずはそこから始めてみるのがオススメです。

例えば、私が今在籍しているアートバイブスでは、「WordPress」や「STUDIO」といったツールを使ってホームページ制作を行っています。

どちらもプログラミングの知識がなくても扱えるツールですが、デザインや構成をきちんと考える必要があるため、ディレクターとしての視点を磨くのにとても役立ちます。

自分でSTUDIOを使って簡単なページを作ってみたり、WordPressのテーマをいじってみたりすることで、実際の制作に対する理解がぐっと深まります。

「まずは触ってみる」ことが、WEBディレクターとしての第一歩になります。

そして何より大事なのが「コミュニケーション力」です。

WEBディレクターは人と人をつなぐ仕事。専門的な知識よりも、相手の話を聞く力や、わかりやすく伝える力のほうが大事だったりします。

WEBディレクターになるために必要なこと

WEBディレクターになるためには、単に知識やツールの使い方を覚えるだけではなく、「全体を見通して、人と協力しながら動かしていく力」が求められます。

ここでは、特に重要なスキルをもう少し深く掘り下げてご紹介します。

1. WEBの基本構造と制作フローの理解

WEBディレクターは「専門家ではないけど、何が起きているかはわかる」レベルの理解が必要です。

HTMLやCSSの基本はもちろん、デザインの基本原則、SEOの考え方、レスポンシブ対応の重要性など、全体像をつかむことが大切です。

実際の制作フロー(企画→ワイヤーフレーム→デザイン→コーディング→公開→運用)を理解し、それぞれの工程で誰が何をするのか把握しておくと、指示出しやスケジュール管理がスムーズになります。

 

私自身、ここを覚えるのにまだ苦戦しています。

やはり実際に案件をもって関わるうちに覚えていくという昔ながらのやり方が覚えるまでの近道ですね!

2. 論理的思考と問題解決力

WEB制作は「トラブルが当たり前」と言ってもいいくらい、予期せぬことが起こります。

そんなときに慌てず、冷静に「何が問題なのか」「どうすれば解決できるのか」を考える力が必要です。

論理的な思考と柔軟な対応力が身につくと、現場でとても頼りにされる存在になれます。

3. ヒアリングと要件定義のスキル

クライアントの話を聞いて、その意図をくみ取り、制作チームに伝える「橋渡し」の役割が求められます。

ときにはお客様自身も言語化できていない要望を、引き出す必要があります。

そのためには、質問力や会話のキャッチボール力、そして「本当に伝えたいことは何か?」を読み取る力が大切です。

ここが本当に難しいんです。自分自身も完成までのシナリオを頭に描きながら話を進めないと、実際に持ち帰ったときに「あれ?これって○○でいいんだっけ?」と何度も確認する工程が出てきてしまいます。

もちろん不安なまま進めることだけはタブーなのでしっかり確認することが必須です。

4. チームマネジメント力

WEBディレクターは、一人で全部をやるのではなく、チームの力を引き出す仕事です。

メンバーそれぞれの得意・不得意を見極めて、気持ちよく動いてもらえるように調整する力が必要です。

ちょっとした気配りや声かけが、良いチームワークを生むことも多いです。

小さいお願い事でも、スラッグに投げときました。ではなく、口頭でも伝えるだけで変わってきます!

5. ドキュメンテーションと共有力

口頭での説明だけでなく、「文章で伝える力」も重要です。

ワイヤーフレームや仕様書、チャットのやりとり、メール文面など、日常的に書くシーンがたくさんあります。

誰が見てもわかりやすいように、情報を整理して伝える力を意識しましょう。

私自身、ここに関しては苦手にしているので意識づけして過ごしています。

6. 数値や効果を分析する視点

公開して終わりではなく、運用フェーズでは「このサイトは効果が出ているか?」を測る視点も必要になります。

Googleアナリティクスなどを使ってアクセス解析を行い、次の改善につなげる力も、WEBディレクターに求められるスキルのひとつです。

7. 即レスポンスの意識

WEBディレクターとして信頼されるためには、「連絡の速さ」もとても大切です。
特にお客様からの問い合わせや相談に対して、迅速にレスポンスすることで「この人はちゃんと見てくれている」「安心して任せられる」という印象につながります。
すぐに返答できない内容でも、「確認しますので少々お時間ください」といった一言を早めに伝えるだけで、印象は大きく変わります。
小さな積み重ねが、信頼関係を築く土台になりますよ。

まとめ

一歩踏み出すことが大切

未経験からWEBディレクターを目指すのは、不安もあると思います。
でも、自分のペースで少しずつ進めば、必ず道は開けます。

私自身、最初は右も左もわからない状態でしたが、
「学ぶことを楽しむ」「人とのつながりを大事にする」ことを意識して、ここまで来ることができました。

今ではホームページ制作の現場で、多くの人と一緒にひとつのものを作り上げるやりがいを感じています。

もしあなたが、「WEBディレクターになってみたい」「ホームページ制作に関わってみたい」と思っているなら、
ぜひその気持ちを大切にして、一歩踏み出してみてくださいね。

自分のペースで、一歩ずつ進んでいけば大丈夫です。この記事が、あなたの第一歩の後押しになればうれしいです。

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