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AIは便利だけど使い分けが大切!WEB制作で「これは自分で」と決めているもの

AIは便利だけど使い分けが大切!WEB制作で「これは自分で」と決めているもの

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2025.11

ディレクター W.M

更新:2025.11.26

この記事は約5分で読めます

AIとの上手な付き合い方で、より充実したWEB制作が叶う

こんにちは!最近、AIツールがどんどん進化していて、WEB制作の現場でも本当に便利になりましたよね。

私も日々の業務で、ページ構成の作成やライティング、コンセプトの選定、アイデア出しなど、様々な場面でAIの力を借りています。効率化できる部分はどんどん活用する派です。

でも同時に、「これは絶対に自分でやる」と決めていることもあるんです。

AIが優秀だからこそ、人間が担うべき部分をはっきりさせておくことが大切だと感じています。
今回は、私がWEB制作で実践している「AIとの上手な使い分け」についてお話しします!

なぜ「自分で」決める必要があるのか

AIツールは便利すぎて、ついつい何でも任せたくなってしまいますよね。でも、WEB制作はクライアントの大切なビジネスに関わる仕事です。

「AIが作りました」では済まない責任があります。だからこそ、どこまでAIに頼り、どこから自分が責任を持つのか、その線引きを明確にしておくことが重要だと考えています。

最終的に目指すのは、「誰が作ったか」ではなく「クライアントにフィットした良いものを作ること」。そのために、AIの力を上手に借りながら、人間にしかできない部分をしっかりと担っていきたいと思っています。

判断は必ず自分で行う

AIはアイデアの宝庫、でも決めるのは自分

AIにアイデア出しを依頼すると、本当にたくさんの案を提示してくれます。

その中からどれを選ぶか、どう組み合わせるか、どうカスタマイズするかは自分で判断するようにしています。

ー例えば、コンセプト検討の際

・AIから10個のアイデアをもらう

・クライアントの業界特性を考慮して3つに絞る

・それぞれを組み合わせて、オリジナルの提案に仕上げる

AIは優秀なブレインストーミングパートナーとして活用し、最終的な創造と判断は自分で行うようにしています。

自分で説明できない取り入れ方はしない

「なぜこの提案なのか」を明確に

AIが提示してくれた案を採用する時、必ず自分が納得し、クライアントに説明できる状態にしてから提案しています。

「AIがこう言ったから」では、プロとして責任を果たせません。

ー実践していること

・AIの提案の根拠を理解する

・分からない部分は自分で調べて補完する

・クライアントの課題解決にどう繋がるかを整理する

学びの機会を大切に

AIの提案で「これいいな」と思った時こそ、なぜ良いのかを深掘りするようにしています。その過程で自分のスキルも向上しますし、次回以降の提案力も高まります。

AIは優秀な「学習のきっかけ」を与えてくれる存在でもあると思っています!

そのままの使用はNG、必ずカスタマイズする

オリジナリティを大切に

AIが生成したコンテンツをそのまま使うことは基本的にはありません。必ずクライアント固有の要素を加えて、オリジナルな仕上がりにしています。

 

ライティングの場合

・AIに基本構成を作ってもらう

・クライアントの業界用語や表現に調整

・企業の価値観や個性を反映した文章に仕上げる

ページ構成の場合

・AIのたたき台はあくまでもベースに

・ユーザー導線をクライアント業界に最適化

・競合他社との差別化ポイントを強調

「このクライアントらしさ」を追求

結果的に、AIの力を借りながらも、そのクライアントだけの唯一無二のものを作ることができます。効率化と品質向上、両方を実現できるんです。

 

重要な確認をAI任せにしない

AIは「優秀な調査アシスタント」

技術的な調査や情報収集は、AIにお願いすることが多いです。でも、その情報が正確かどうか、最新かどうかの最終確認は必ず自分で行います

具体的な使い分け

・AIに任せる:基本的な技術情報の整理、選択肢の洗い出し

・自分で行う:情報の正確性確認、クライアントへの適用可能性の判断

責任は人間が取る

「AIが間違った情報を教えてくれたので…」では、クライアントへの言い訳になりません。

AIは優秀な社員のような存在として活用し、最終的な責任は自分が持つ。この姿勢を基本としています。

生成画像は慎重に判断

透明性を重視した活用

生成画像については、現在かなり慎重な姿勢を取っています。

使用する場合の条件

1.生成画像であることを明記できる

2.クライアントが理解・同意している

3.エンドユーザーに誤解を与えない

法規制がまだ曖昧な部分もあり、クライアントやエンドユーザーとの信頼関係を最優先に考えています。

ラフ案や方向性検討での活用

完全に使わないわけではなく、内部検討用として活用することはあります
・デザインの方向性を検討する際のイメージ共有

・ラフ案作成時の参考資料として

最終的には、デザイナーやカメラマンの手が入ったオリジナル素材を使用する方針です。

まとめ

便利だからこそ、人間にしかできないことも大切に

AIツールの進化は本当に素晴らしく、WEB制作の可能性をどんどん広げてくれています。私も積極的に活用していますし、これからも新しいツールは試していきたいと思っています。
AIと人間、それぞれの得意分野を活かし合いながら、クライアントにとって最高の結果を目指していく。これが私の考えるWEB制作の未来です。

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