健康は最大の武器!WEB制作者のための「隙間」セルフケア
06
2025.06
更新:
仕事の隙間に、ちょっとだけ“自分メンテ”
長時間のデスクワークで気づけば体はガチガチ、気力はあっても体がついてこない。そんな経験、ありませんか?
実は、ほんの1〜3分こまめに身体を整えるだけで、不調を防ぎ、集中力を保つことができるんです。
今回は、忙しいWEB制作者のために、“隙間時間でできるセルフケア”をテーマにお届けします。
健康って、パフォーマンスを高め、仕事の質を上げる一番の近道かもしれません。
ぜひ、一緒にやってみましょう!
WEB制作者の“ありがち不調”リスト
WEB制作者が抱える健康問題は、身体的な不調とメンタル的な不調に大きく分かれます。
身体的な不調
眼精疲労(がんせいひろう)
長時間モニターを見続けることで、目の疲れや痛み、かすみ、ドライアイなどが起こりやすい。
肩こり・首こり・頭痛
同じ姿勢で作業し続けるため、肩や首の筋肉が固まり、頭痛やめまいにつながることも。
腰痛・背中の痛み
長時間の座り作業で姿勢が悪くなり、腰や背中に負担がかかる。
腱鞘炎
マウスやキーボードの反復作業による手首や指の痛み。
運動不足
デスクワーク中心で体を動かす機会が減り、慢性的な運動不足になりがち。
メンタル的な不調
仕事とプライベートの境界が曖昧になる
常に「何かデザインのヒントはないか」とアンテナを張ってしまうのは良い意識の反面、気が休まらないことも。
寝つきの悪さ・寝起きのだるさ
考える仕事をしていると脳が休まらず、睡眠の質の悪化につながりがち。
無意識にやってない? 不調を悪化させるNG習慣
身体編~日常のクセが、疲れをつくる~
モニターの高さや距離が合っていない
→ 目線が下がり、首・肩・腰に常時負担。慢性的なこりや頭痛の原因に。
椅子に浅く腰かけて背中が丸まる
→ 骨盤が後ろに倒れ、猫背・内臓圧迫・呼吸の浅さに直結。
運動不足・体を動かさない
→ 血行不良、筋力や体力の低下、肥満リスクの増大に。
「休憩」のつもりでスマホを凝視
→ 目も肩も脳も、実は全然休まってない。眼精疲労・自律神経の乱れに。
メンタル編~それ、無理しちゃってるかも?~
「時間が足りない」と休憩を削る
→ 疲労感に鈍くなり、集中力・思考力がダダ下がり。眼精疲労や肩こりの原因にも。
ToDoリストを詰め込みすぎる
→ 完了できない → 自分を責める → やる気がなくなる、の悪循環。
寝る直前まで仕事を入れてしまう
→ 脳が覚醒したままで眠りが浅くなり、翌朝どんより…。
人からのフィードバックを“ダメ出し”として受け止めすぎる
→ 自己否定に直結しやすく、自信喪失 → 萎縮 → アウトプットが減る…という悪循環に。
予防的セルフケアのすすめ
不調になってからケアするより、「疲れにくい状態」をつくるほうがずっと楽!
小さな工夫で、体も気分もグッと軽くなります。
作業環境の整備
椅子・机・ディスプレイの高さを調整
画面の上端が目の高さと同じか少し下になるようにし、画面と目の距離は40cm以上離す。
椅子は深く腰掛け、足裏全体が床につくように
足元のスペースを確保し、必要に応じてフットレストを使うのも〇。
作業時間と休憩の管理
連続作業は1時間以内に区切る
1時間ごとに10~15分の休憩をとる。作業中も1~2回の小休止を挟む。長時間座りっぱなしを避ける。
生活習慣
ワークライフバランスを意識する
仕事とプライベートの時間をしっかり分けて、趣味や家族との時間も大切にする。
職場のルールや労働環境の見直し
無理な働き方や不適切な環境は、上司や会社に相談して改善を図る。
1分〜3分でOK!セルフケア&気分転換アイデア集
目のケア
20-20-20ルール
目の筋肉をリラックスさせるスタンダードな方法。20分ごとに20秒間、20フィート(約6m)先を見る。
目の周りのツボ押し
眉毛の内側やこめかみを優しく押す。眼精疲労や頭痛の緩和に効果的。
ホットアイマスクを数分してみる
蒸気で温めるタイプなら、目の疲れがスッキリ。
体のストレッチ・運動
肩回し・首回し
肩をゆっくり回すだけで血行促進。首も左右にゆっくり倒して筋肉をほぐす。
背伸びストレッチ
背筋を伸ばして両手を上に伸ばす。猫背防止に効果的。
階段の昇り降り
3~5階の上り下りが目安。血流促進&気分転換に。
食後の血糖値低下効果もあり眠気の防止にも!
足首回し
椅子に座ったままでもできる。足のむくみ防止に◎。
呼吸・リラックス
深呼吸(腹式呼吸)
ゆっくり鼻から息を吸い、口から吐く。緊張をほぐし、集中力もアップ。
目を閉じて数分リラックス
目を閉じて、静かな場所でリラックス。脳の疲れをリセット。
好きな音楽で「1曲だけ休憩」
イヤフォンで好きな曲を流すだけで、気分が切り替えやすくなる。
ガムやグミをよく噛む
咀嚼運動は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌させ、ストレス緩和に役立つ!
お茶やコーヒーブレイク
ハーブティーやコーヒーの香りにはリラックス効果があり、短い時間でも効率的な気分転換に。
環境を変える
窓を開けて新鮮な空気を取り込む
部屋の空気を入れ替えて気分をリフレッシュ。
短い散歩
5分程度の外出で気分転換。日光浴もできて一石二鳥。
その他の工夫
水分補給
こまめに水やお茶を飲むことで、集中力維持&体調管理に。
デスク周りの整理整頓
5分だけ片付けると気分も頭もスッキリ。
まとめ
自分の“調子”と、うまく付き合っていくために
知っているようで、意外と見落としていた健康との向き合い方。
調べていくうちに、「不調って、無理の積み重ねだったんだな」と実感しました。
忙しい日々の中で、自分を後回しにしがちですが、
WEB制作を長く楽しんでいくためにも、「整える」って、やっぱり大事と再確認!
気楽に、でもちょっとずつ。無理のない健康習慣を続けていけたらいいなと思います。
お気軽にご相談ください。