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イラストが描けないとWebデザイナーになれないの?イラスト事情どうしてる?

イラストが描けないとWebデザイナーになれないの?イラスト事情どうしてる?

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2025.07

デザイナー H.S

更新:2025.07.07

この記事は約7分で読めます

世間ではデザイナー=絵が描けると思われている?

「デザイナーだからイラスト描くの得意なの?」「イラスト描けるよね?!」よく言われるこの言葉。
私も今まで何回も言われたことがありますが、「描くものや、ツールによる」が私の答えですかね…(笑)
イラストが得意な人でも描くジャンルやテイスト・デジタルなのかアナログなのか…によってだいぶ変わってきます。だからこそ癖のないイラストでどんなものでも描けてる人が重宝されるのだと思います。
ただ、今回の記事はwebデザイナーの仕事を紹介しつつ、「Webデザインに興味はあるけれど、イラストが描けない自分には無理かも…」と思っている方に“そんなことないよ!”ということをお伝えする内容になりますのでご安心ください!ではどうぞ~!

まずは、webデザイナーの仕事をご紹介します!

主な仕事内容

ヒアリング・要件整理

クライアントやチームから目的や要望を聞き出し、どんなサイトを作るのか明確にする作業です。ターゲット層や伝えたいメッセージを整理します。

 

ワイヤーフレームの作成

Webサイトの「設計図」のようなもので、構成やレイアウトの下書きを作成します。見出しの位置、画像の配置、ボタンの導線などを考えます。

 

デザイン制作(UI/ビジュアル)

Figma、Adobe XD、Photoshop、Illustratorなどのツールを使って、Webサイトの見た目(ビジュアル)を作成します。配色やフォントの選定、余白などを整え、ブランドや目的に合ったデザインに仕上げます。

 

画像・バナー作成

Webページ内で使うバナーやサムネイルなどのグラフィック素材を作ることもあります。

 

コーディング(HTML/CSS)

作ったデザインをWeb上で表示できるように、HTMLやCSSでのマークアップ作業を行うこともあります。JavaScriptを使って簡単な動きをつけることも。
※アートバイブスは分業制なのでコーディングに関してはコーダーが担当しています。

 

デザインの改善・更新

公開後のWebサイトに対して、ユーザーの反応を見ながらデザインの改善や調整を行うこともあります。

 

–––––––––

簡単な説明になりましたが、上記が大体のwebデザイナーの主な仕事内容になります。これを読んでいただいてなんとなく気づいていただけたかと思いましたが、Webデザインは「情報設計」と「ビジュアルの制作・調整」が中心であり、必ずしも「イラストを描く能力」は求められないのです…!

 

イラストが描けなくてもwebデザイナーになれる!

そう、イラストが描けなくてもwebデザイナーになれるんです…!なれちゃいます!
先ほどwebデザイナーの仕事内容を説明したと思いますが、そこでWebデザインは「情報設計」と「ビジュアルの制作・調整」が中心とお伝えしました。その中のビジュアル制作の一部の中にイラスト制作が入ってきます。大半を占めているのが情報設計になるので、イラストが描けなくても大丈夫!ということになるわけです。
でも、イラストがたくさん入っているホームページだってあるよね?
……………その通り!イラストが入っているものも中にはあります!!!!!
そこで、サイトごとにどのようなイラストが使われているのかまとめてみました。

サイト別使用イラストの傾向

サイトジャンルイラスト使用割合の傾向
コーポレートサイトアイコン中心で抑えめ
LP(ランディングページ)説明用イラスト多め。装飾も頻繁に使う
IT・スタートアップ系フラットイラスト多用(人物・アイソメトリックなど)
教育・医療優しいタッチの説明イラストやアイコンが多い
EC・商品販売サイト写真メインなのでイラストは装飾に使用
ブログ・メディア挿絵的イラストやアイキャッチに限定的に使用

おおよそこのような感じになっているのではないでしょうか。
webサイト内にイラストを使用する割合として5~30%と言われています。アイコンやシンボルが特に使用頻度が高いです。こういった素材は自分で作ることもできますが、フリーイラストでも多く提供されているので制作時間短縮のためにも素材を使うことが多いです。(素材に感謝っ!)
もちろん例外として特殊なデザインでがちがちにイラストを使用しているものもあります。ただ、そういったデザイン制作に関わる方が割合としては低いような気がしています。

イラストが必要になった場合どうしたらいいの?

実際問題、アイコンも含めるとイラストの登場頻度は割とあります。
自分が制作をするときにじゃあイラストはどうしたらいいの?という方に対処法をお伝えします。

イラストが必要になった場合の対処法

1.素材を活用する

無料・有料の素材サイトを使えば、時間とコストを抑えてイラストを入手することができます。今はクオリティーの高いフリー素材がたくさんあるのでどんどん使っていきましょう!同じ制作者さんまたは似たようなイラストを使用するとサイト全体に統一感がでます。素材選びはしっかり行いましょう。
また素材を使用する場合は後々面倒なことにならないように配布先の利用規約をしっかりと読んでルールを守って使用しましょう!

 

2.自作する or 簡易ツールで作る

自分で描ける場合は、IllustratorやFigma、イラスト制作ツールで制作。描けなくても、パーツを組み合わせるだけでそれっぽいイラストが作れます。

 

3.イラストが得意な人にお願いする

社内にイラストが得意な人がいるのであればお願いするのも一つの手ではあります。そういった場合は、他の案件で協力したり、スケジュール調整等しっかりと行うとお互い気持ちよく協力して仕事ができるのではないかと思います。

 

4.AI画像生成ツールを活用

ChatGPTなどを使用して制作したいイラストを注文してAIにイラストを作ってもらうという方法もあります!ただ、どういったイラストがほしいのか具体的な指示が必要なので、頑張って言語化しましょう。

 

5.イラストレーターに依頼する

テーマ性のあるしっかりとしたイラストやキャラクターが必要となったときにはイラストのプロ、イラストレーターに依頼をしましょう。もちろん料金は発生しますが、クオリティが高く、オリジナル性も担保されます。イラストレーターに依頼する場合は、予算・納期の確認、商用利用の可否、修正対応の範囲などを契約前に明確にすうことが重要です。

 

–––––––––

ちなみに私の場合、イラストは描けますがデジタルイラストは苦手なのでweb制作を行うときはフリー素材を使用することが多いです。素材サイトになさそうで自作できそうなものに関しては図形やフリー素材を組み合わせて作ることが多いです。もちろんパスを使うこともあります。普段はfigmaを使用してデザインをしていますが、イラスト制作時は細部までしっかりと制作できて小回りが利く(?)のでIllustratorを使用しています。稀にChatGPTにお願いして制作してもらうこともあります。

まとめ

webデザイナーは「設計」と「デザイン」の中間を担う存在

Webデザイナーは、設計士のように全体構造を考え、デザイナーとしてビジュアルも整える。そんなマルチな役割を持った職種です。だからこそ、イラストが描けるかどうかよりも、構造的思考力・ユーザー目線・美的感覚が重要になってきます!もちろんイラストを描けることで仕事の幅も広がるので、描ける方が強みではあると思いますが、今回ご紹介したような色々な手段を用いれば制作に困ることはありません。イラストに限った話ではありませんが、専門分野の方に力をお借りするのも仕事をスムーズに進めるためのコツです!

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